アルデンテ(好みの歯ごたえにゆでる) パスタのゆで方ですが、基本は「食べるときにアルデンテ」これにつきるでしょう。という事はゆであげる時にアルデンテでは困るのです。その後でフライパンに移したりソースと絡めたり、テーブルに出すまでの時間にパスタの状態は刻一刻と変わっていきます。全体的にゆであげは少し硬めがちょうど良いでしょう。ちなみに本場イタリアでも地域によって硬さが変わってきますのであくまで好みです。ゆでる時の塩ですが「おうちでパスタ」では「水の1.5%もしくは水1リットルに対して15g」でゆでています。僕の味覚では通常の1%10gよりもパスタの締りや歯ごたえが良くなると感じるからです。ただしその分ソースの塩加減はかなり少ないです。個人的にソースに塩を入れない位のほうが多いですね。そしてパスタをゆでる時は十分沸騰させたたっぷりのお湯を使って沸騰したお湯の勢いでパスタを踊らせる事が重要です。こうすれば、パスタに付きっ切りにならなくてすみます。ゆで時間は袋に記入してあるゆで時間より1分程早くが目安ですが必ず2分ほど前から実際に噛んで確認してください。ゆで上げ手前になると10秒単位ぐらいでパスタの状態がどんどん変わっていきます。アルデンテのタイミングを逃してはいけません。食べるときに歯ごたえのあるおいしいパスタを目指してください。
パスタのゆで始め さて、スピードとタイミングが大事なパスタ料理ですから「ソースの出来上がりと同時にパスタもゆで上がる」様に調理しなければなりません。でもワンルームなどによくある1口コンロ(ひとくちコンロ)などの場合は大変です。ソースとパスタの同時進行は物理的に無理ですから、この場合はソースを先に作ってください。そして最後にソースとパスタをフライパンでからめる時に調整すれば結構おいしくできますよ。キッチンかダイニングに余裕がある場合はカセットコンロなどを使うのも手です。(場所の安全性には注意してね!)そうそう、「3口コンロ持っているけれど同時進行はムリ!頭がすぐにパニック起こしちゃうよ!」なんて人もとりあえずは、上記パターンで調理してみましょう。パスタとソースの同時進行は意外と難しいのです。買ってきた食材の状態がいつもと違ったりすると予定外にソースに手を加える事となりあっという間にパスタはできあがり。こうなればもう手の付けようがありません。だから混乱を避けるためにレシピにパスタのゆで始めは一切掲載していません。
ゆで汁はとっても重要 パスタをゆで終わった後のお湯は不要どころか最重要で、パスタの旨味が出ただし汁のようなものです。おいしく作るにはパスタとの絡み具合が大切です。そこでゆで汁の登場なわけですが初めは一気に入れないようにしましょう。水っぽくてシャバシャバしてても固まりすぎてモソモソしててもマズイので、少しずつソースに加えて調整しましょう。またパスタをざるに移したときのお湯の切り方にも注意してください。丁寧に湯きりをしすぎるとパスタの表面が乾いてペタペタのモソモソになってしまいますので表面に水分が残る程度にしましょう。慣れてくると直接ゆで汁を加えなくても、パスタの水切りの仕方でソースを仕上げる事ができるようになってきます。
食べる人へ あと食べる人にもお願いがあります。せっかく作ったパスタ。作った人はきっと「喜ばせたい」と思って料理したことでしょう。だからテーブルに出てきたらなるべく早く食べ始めてあげてください。いえ、なにも「がっついて食べて」と言う事ではないんですよ。おしゃべりも食事を楽しくし、味を左右する大事な要素ですからね。でも一口目は早く!テレビを見て上の空なんていうのは論外ですよ!
おうちでパスタ